コスプレ用に羽を準備したいけれど、販売されているものの中には理想とピッタリハマるものがなくて……。
衣装や武器などの作り方はコスプレ雑誌やなどで紹介されていますが、羽の自作方法はなかなか見かけませんよね。
理想の羽が見つからず困っている方のために今回は、
以上のことをまとめて記事にしました。
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コスプレ用の羽の作り方
羽の生えたキャラクター自体があまり多くないこともあり、羽の作り方を詳細に説明している記事やサイトはなかなか見かけません。
しかし、通販では理想の羽がなかったり、かなり特殊な羽なので自作したい! という方も一定数いらっしゃるかと思います。
翼はただ羽を買って組み合わせれば出来る、というものでもないので、なかなか手作りの仕方は想像が付きませんよね。
そもそも、翼の手作りは可能なのでしょうか?
羽の手作りは可能?
布やライオンボード以外の特殊な素材を使用するので翼の自作は敬遠してしまいがちですが、翼の手作りは可能です。
土台は馴染みのあるライオンボードを使用するとして、あとは羽の方向にだけ気を付けて羽を貼っていけば充分に立派な翼が自作出来ます。
羽そのものを一枚一枚自作するわけではなく、まとめて安く売られている羽を素材にするならば翼の自作は難しいものではありません。
天使の羽本体の作り方
今回は、ベーシックな天使の羽の作り方をご紹介します。
土台の形や羽の種類・色を変えるなど、この作り方を応用すれば特殊な翼を作ることも可能ですので、まずは一通り目を通してみて下さい。
左右の翼が中心で繋がっているタイプの羽の方が少しだけ製作が楽なので、初心者の方にはおすすめです。
ライオンボード(土台)……作りたい翼の大きさより一回り小さいくらい
羽……風切羽がおすすめ。大きい翼を作る場合は100枚以上必要かも……?
マラボー……羽の付け根を隠すためのもの。長いものなら1本でもOK!
瞬間接着剤
<製作手順>
- ライオンボードで作りたい羽の形より少し小さめの土台を作る。
- 写真や画像を参考に、羽の向きに気を付けながら、下の方から羽を貼る。
- 最上段まで貼り終えたら、上辺にマラボーを貼り付ける。
- 左右の翼を背中心でくっつけたくない場合は、透明なプラ板を背中心の土台にして左右の翼を貼り付ける。
(実際はもっと隙間なく貼り付けていって下さい)
上辺にマラボーを貼り付ける。
羽を一枚一枚貼り付けるのがかなり面倒ではありますが、手間がかかるだけで難しい作業ではありません。
羽は一種類だけ購入し敷き詰めるのでも充分ですが、拘りたい方は付け根に近い部分の羽を風切羽ではなく小さいものに変えるとリアリティが出ます。
羽本体が出来たら、次は装着できるように翼を加工してみましょう。
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背負うタイプの羽の制作方法
特別不都合がない場合は紐を付けて背負うタイプの装着方法がおすすめです。
翼を左右つなげて作っている場合は、羽を背に付けた時に丁度両腕の付け根~それより若干中心寄りの位置に 紐をつければすぐに装着可能です。
可動性を上げるために紐ではなくゴムにする手もありますが、あまり羽が重いとゴムが伸びてしまうので紐の素材は重量と相談してみて下さいね。
マジックテープで装着する羽の製作方法
どうしても肩に紐が回ってしまうのは嫌だ! という方には、かなりの力技ではありますがマジックテープでの装着方法も一応ご紹介しておきます。
羽の付け根の部分(背中心)と、そこよりも少し外側に左右、それぞれ二箇所マジックテープで固定すればそれなりに安定します。
しかしあまり大きい翼であったり、柔らかい素材やシルエットにゆとりのある衣装では不可能な手段ですのでご注意下さい。
羽が装着できるようになったら、次は羽がぐらつかない固定方法を考えて見ましょう。
しっかり固定できる羽根の付け方は?
既製品の羽を買ってみたけれど装着したら羽が安定しなかった、自作したけれど付けたら翼がぐらつく……それでは困ってしまいますよね。
大きいものであるほどどうしても羽は安定しないものですが、少しでも安定させるためにいくつかコツをご紹介します。
羽側の紐が一点から生えているタイプは固定されにくい
先ほど羽の手作り方法でご紹介した通り、背負うタイプの羽で紐が背中心の一点から生えているタイプは羽が安定せず、左右にぐらついてしまいます。
また、一点からではなくとも紐が背中心寄りの場所についているとなかなか安定させることは出来ません。
もし購入した羽の紐が中心寄りの場所に付いていた場合は、少し外側にずらして紐をつけ直してみましょう。
また、左右に離すだけでなく紐の始点と終点を離し上下にも距離をとることでより羽を安定させることが出来ます。
しかしこの方法は、土台にある程度柔軟性がないと着用中に破損してしまう可能性があるのでご注意下さい。
土台は平気なので、紐だけでなくもっとピッタリ背中にくっつけたい! という場合は以下の方法をおすすめします。
ピッタリ固定したい場合は安全ピンでトップスに固定する付け方がおすすめ
背負った羽を、肩の動きと連動するように付け根部分以外もピッタリ背中につけるような付け方にしたい! という方には安全ピンでの固定を提案します。
まず下準備として、羽と同色の紐で小さい輪をつくり、背中心から出来るだけ離れた肩先に近い位置の左右二箇所に貼り付けます。
輪に安全ピンを通してから通常通り羽を背負い、位置を調整しながら安全ピンを上着にくっつければOKです。
この時、マジックテープでの装着と同様に固定をするのが柔らかい生地やゆとりのある衣装、また羽織やジャケットへの固定は不可能ですのでご注意下さい。
ここまで羽の作り方や装着方法をご紹介しましたが「作り方は分かったけど、やっぱり作る時間がなさそう!」という方に向けて通販もご紹介致します。
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羽根は自作するより販売されている激安のものを買った方が安上がり
よほど安価に羽を購入できるのであれば話は別ですが、ほとんどの場合、羽は自作するよりも買ってしまった方が安く上がるものです。
欲しい形の羽がなくとも、既製品をベースに改造するという方法もありますので、一からの製作が面倒という方も是非通販をチェックしてみて下さい。
ベーシックな天使の羽
楽天市場:ハロウィンワールド
値段:2,039円(税込み)※2017/5/12現在
こちらはベーシックな白い羽で、大きさは横幅約60cm×高さ約40cmの使い勝手のいいサイズの翼です。
値段は安いですが、天然の大きな羽と羽毛を使用している本物志向の一品です。
土台が見えてしまうということもなく、全く値段を感じさせませんので、ニセモノっぽさが出るのはイヤ! という方におすすめです。
ハロウィンにピッタリ!悪魔の羽
楽天市場:パーティグッズ・クラッカーカネコ
値段:1,508円(税込み)※2017/5/12現在
こちらは羽だけでなく同素材で作られたツノとシッポもセットですので、衣装さえあればすぐに悪魔のコスプレが出来ます。
羽の大きさは控えめで可愛らしいサイズなので、本格的な悪魔のコスプレではなくポップな悪魔のコスプレ向きです。
悪魔の羽は空気で膨らませるビニール製のものも多いですが、もっとちゃんとツヤツヤしてて欲しい! という方にオススメの一品です。
堕天使風?黒い天使の羽
楽天市場:美美・ちび
値段:1,955円(税込み)※2017/5/12現在
約80cm×80cmの存在感のある大きな黒い天使の羽です。
かなり大きな翼ですので、理想とする羽が大きなものであっても手を加えるのは少しで済みそうですね。
大きいながらも値段はとってもお安いので、あまりコスプレにお金をかけられない! と言う方にも安心の通販です。
変り種の妖精の羽
楽天市場:輸入品屋さん
値段:2,120円(税込み)※2017/5/12現在
天使の羽はなんとなく羽を貼り付ければ出来そうだけれど、妖精の羽の透明感を出すのはなんだか大変そう……。
そんな心配のお持ちの方には、サクッと既製品を買ってしまうことをおすすめします。
こちらの通販では送料無料で購入可能ですので、一回限りの使用でも問題ないほど安く手に入れることが可能です。
まとめ
- 羽の自作は、手間はかかるけれど難しい作業ではないので初心者でもOK
- 羽を固定するには紐の位置を肩側へ寄せるか、安ピンなどで留める
- 安く済ませたい場合は激安通販商品を活用した方がいいかも?
小道具をあまり作ったことがない方にとって、羽の自作はとてもハードルが高く見えてしまうものですが、案外他の造形物よりも作り方は単純です。
好きな羽を好きな量貼り付けることが出来るので、市販の羽では物足りない! という方は是非イチからの作成や改造を視野に入れ、色々と試してみて下さい。
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